12月22日から25日まで、沖縄本島へ行って来た。
行動予定らしい行動予定は何も無いのだが
何はともあれ、これだけはせねば
というのが、
沖縄戦で亡くなった祖父と大叔父の慰霊。
まずはレンタカーを借りて、糸満市の平和祈念公園へと向かう。
この公園の入り口には、
慰霊に来た人のための、花束と線香を売る屋台があるのだが
この花束&線香
初めてここに来た13~14年前には、ひとセット200円だったか
で売られていた。
が、
翌年行くと、これがひとセット300円に。
さらに翌年、
なんと400円に値上がりしていたのである。
・・・・・ううむ、なんというインフレ。
いったいこれはどこまで続くのであろうか・・・・・
と不安を覚えだした、翌4年目。
どういうわけか、セットは300円に値下がりしており
以来、10年間、同額をキープし続けている。
ま、世の中の経済状況を考えると
値上がりしていないのは当然っちゃあ当然なのだろうけれども
いったい何だったんだろうか、あの最初のインフレは・・・・・?
と、
平和祈念公園で花束と線香を買うたびに思う私なのであった。
ともあれ、今年も無事に慰霊をして
眺める東シナ海。

その後は、その日の気分で目的地を決め
なんとなくレンタカーを走らせる日々。
ところで、我々夫婦は、
個人旅行の醍醐味は「道に迷うこと」にあると思っているので
今日び当たり前のようにレンタカーについているカーナビを
使わないことにしている。
一度、興味半分で使ってみたところ
「300メートル先、信号を右折です」とか
「500メートル先、交差点を左折です」などという
機械の音声にリードされるまま、
ひたすら前方の交差点や信号を凝視するばかりのドライブとなり
道ばたの変な看板や、妙ちきりんな建物を見つけて
ワッハッハ!
と笑うことも無く
ホンマにつまらん移動となってしまった。以来、「何時までにここに着かなきゃならない」
ということでも無い限り、カーナビはスイッチ・オンしない
我が家なのである。
で、今回の旅もその方針を貫いたので
読谷村のとある場所に行こうとして、きれいに道に迷う。
「あれあれあれ?????」
と、沖縄本島の曲がりくねったアップダウンの激しい道を
ユルユル運転していると
ふと、このようなものの前に出た。
「おおお!JAの産直市場ではないか!」
「ちょっと入ろう」思わず吸い寄せられるように駐車場に入ったのは、
その産直市場の駐車場が、午前10時だというのにすでにいっぱいで
しかも、
そこへさらに次々と車がやって来て
建物に入り口付近では激しく人が出入りしているし、
なんか、えらく活況を呈している風だったから。
こりゃ人気の産直市場なんじゃわーーーーー
入ってみんと!と、入ってみたら、大正解!の活気あふれる産直だった。

野菜、加工食品、お惣菜、なんでもありで
クリスマス用の手作りガーリックチキンまで並んでいる。
パンの籠なんて、開店から1時間にして、すでにスッカラカン。
地元の人々の熱気にあおられ
ついついついつい私もむきになって買いこんでしまう。

↑「アオサ」から時計回りに、「青パパイア」黄色い「島ニンジン」
「ショウガ」「ウコン」「粟国島の黒糖(これ、美味しいです)」
真ん中の黄色いのは、今回始めて見た「きんぴニンジン」、
新しく開発された品種かな?
あああ、まったく、自炊型の宿じゃないのが悔やまれる。
・・・・・しかし
安くて品揃え豊富な産直市場とはいえ
地元の皆さん、何でこんなに押し寄せているのか・・・・・?
クリスマスやお正月が間近とはいえ・・・・・?
と、不思議に思っていたところ
地元の皆さんを観察していた夫いわく
「米じゃ」↓この写真の真ん中あたりに見える「お歳暮贈答お米販売中」の幕。

この幕の下付近に
贈答用の箱に入った新米が、ドドンと積まれていて
そこに地元の方々が押し寄せ、次々に買っているのだとか。
新米は「岩手」「愛媛」などなど
全国から仕入れたお米で
どうも、それをお歳暮とか年始の挨拶用に皆さん、買っているらしいのだ。
ははぁ~~~~~
そういう習慣が、ここ読谷村にはあるのかぁ。
もしかして、沖縄本島全体の習慣かな?
ともあれ、迷わないとこういう面白いことには出会えない。
そういえば、数年前
同じく読谷村で、他都道府県人には驚愕の
「村の陸上競技会」に出会ったのも、カーナビが無ければこそだ。
大体カーナビなんて、目的地の300メートルくらい手前になると
勝手に音声案内を止めちゃうし
でも、沖縄本島なんて、
前にも書いたとおり道がものすごく曲がりくねっていて
かつ細かいアップダウンが繰り返されてて
その最後の300メートルが難関なんじゃないか!
と声を大にして言いたい!
無駄だぞ!カーナビ。
・・・・・と、カーナビ・メーカーの人が読んでいたら申し訳ないですが
ともあれ、
そうして買い物を楽しみ
那覇の街に戻ってからは
波の上宮にて、お正月の初宮詣(ハチアッチ)のための
大しめ縄がけに遭遇し




頑張って。もうちょっと!


その後、本殿に行ったら、本日これから年末の大煤払いが始まるとかで
ダスキンの黄色いモップを手にした
神主さんや巫女さん達が、ワラワラと本殿前に集合しており
竹ぼうきとか雑巾を想定していた我々は
黄色いダスキンモップに、笑っちゃいけないんだろうけど笑えて
でも、さすがに写真を撮ると叱られそうなので止めて
お参りだけして帰って来たのだが
ああ、やっぱり
面白可笑しいことは、ガイドブックの外にもいっぱいあることだよ。
これは、アップダウンの激しい那覇の街の
細い坂道の入り口にあった、道の標識。

夜中に酔っ払ってこの歩道を歩いている人の3人に一人は、
この龍の口に激突している
と私は思う。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
2011年も、ブログを読んでくださった皆様
コメントを書き込んでくださった皆様
本当にありがとうございました。
祖母の喪中ですので、新年のご挨拶は遠慮させていただきますが
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。