ジャガイモってタフだなぁ~~!
とつくづく思った先日。
EMぼかしと生ゴミを混ぜて作る堆肥の
専用容器↓が満杯になった。
最初は、ふた付きの小さなポリバケツで、
EMぼかしと生ゴミを混ぜていたのだけれど、
それだと、堆肥になる過程で出てくる水分が、
どうしてもバケツの中に溜まってしまう。
この発酵途中で出てくる液体を、ちゃんと抜いておかないと
発酵が<腐敗>になってしまって、すべてがパァになってしまうと言う。
そこで、やっぱり専用の容器を買うことに。
専用容器には、液体を抜く口もちゃんと付いている。↓
ここから出てくる液体は、<EM発酵液>と言って
野菜作りの液肥として使えるすぐれもの♪
発酵物なので、匂いはズバリ
<古漬けのタクアンの匂い>。
ちょっと臭くて、でも、猛~~烈に美味しそうな、あの古漬けの・・・・・・・・・・♪
(でも食べちゃダメよ)
話を戻して、
この専用容器が、ある日、満杯になったのだ。
満杯になったところで、冬場なら1ヶ月、夏場なら2週間、
そのまま置いて、完熟させねばならない。
しかし、その間、我が家の生ゴミは、行き場を失ってしまう・・・・・・・・・・
と言うことで
夏野菜を植える予定のプランターの土に
直接、EMぼかしと生ゴミを混ぜて埋め込むことにした。
この方法でも、1ヶ月もあれば、ちゃんと分解されて、
栄養タップリの土になるらしい。
そこで、ニンジンの皮、ハッサクの皮、レモンの皮に、ジャガイモの皮、
どんどん細かくして、EMぼかしと混ぜ、プランターに埋めて行った。
土が、タップリ生ごみを飲み込んだところで
雨がかからないよう、ダンボールで覆いをして待つこと1ヶ月。
さて。
そろそろ、ゴーヤや島唐辛子を定植しましょうか~~~~~♪
と、
5月のある日、ダンボールのフタを開けてビックリ!
土から、ニョキニョキと、何かの芽が何本も出ているではありませんか!!
レモンの種か?ハッサクの種か?甘夏の種が分解されずに
生き残って発芽したか?
いえいえ、
普通、種は、EMぼかしの中の微生物の力で、完全に分解されるはず。
例外はカボチャとトマト。
でも、これらのタフな種は、今回は入っていないはず。
では、何なの。このでっかい芽は?????
と、・・・・・おっかなビックリ、芽を引き抜いてみると
ジャガイモの皮の切れっぱしから根が出、発芽していたのだった。
うわ~~~~~!
知りませんでした。
ジャガイモが、ここまでタフな、
再生力に満ち満ちた
植物だったとは。
もしかして、このまま置いておけば、
皮の切れっぱしから、ジャガイモが採れる・・・・・・・・・・?
猛烈に、そのまま置いて実験したい気分になったけれども、
いえいえ、このプランターは、ゴーヤと島唐辛子のもの。
残念だけど、ターミネーターみたいなジャガイモにはご退場願った。
ただ、
ジャガイモの、この再生力を見て、気になってきた作物がひとつ。
以前、
ミケさんのブログで
<ゴボウは、再生力旺盛なので、
一部分を土に埋めておいたら、またゴボウが出来る>
という記述を読んで以来、
気になっていた、
あの茶色い、細長い、キンピラの友。
あれの、ターミネーターぶりを確かめてみたい・・・・・・・・・・・・・・・。
折りしも、美味しそうな新ゴボウが、近所のスーパーにも並び始めた季節。
なので、
ちょうど、避難袋に入れておいたミネラルウォーターの賞味期限が切れたこともあり
その空きペットボトルで↓
これに、新ゴボウの頭の部分と、お尻の部分を、それぞれ埋め込んで
待つことしばし。
お尻の方は、うんともすんとも言ってくれませんが
頭の方は、数日後↓
この調子で、葉っぱがいっぱい出て
土の中の根菜の部分も、伸びていってくれるのかしら?????
土の量がたいしたことないので、
そうそう上手くはいかないかもしれませんが・・・・・。
ただ、
これ、いつ収穫したらいいんでしょうね?????
種から育ててるわけじゃないから、
普通にゴボウを育てるのとは、成長過程がちょっと違うのかもしれない。
掘り時って、いつ??
・・・・・ともあれ、「そろそろかな~」と思ったら、掘ってみるしかないでしょうか。
すべては、ずんずん成長してくれたら
の話なのですが・・・・・。
週末が雨模様だったり、用事が出来たりで
なかなか山仕事や、畑の定植にかかれない初夏の我が家。
仕方がないから、スプラウトを実験したり、
ターミネーター・ゴボウを作ったりして
日々のなぐさみとしている今日この頃です。
明日は、雨が上がるといいなぁ、と切に願いつつ。